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品番がわからない場合


将来の希望する建築

将来の希望する建築
社会的なストラグルがあるような揉まれた建築をつくりたい

藤村さんのヘアスタイル、キリッと結んでいるのがカッコいいですが、何かこだわりがあるのですか。

特にないんですけれど、最初のうちは面倒くさいからというのもありましたね。

休みの日も事務所に来てしまうほうですか。

あまり来ませんね。

事務所の外観

事務所内部

趣味はありますか。どのくらい凝っていますか。

凝っているというほどではありませんが、最近はサッカー観戦とか野球観戦でスタジアムに行くのが好きですね。

ではどんな建築家になりたいと思っていますか。

目標というか、ロールモデルとしては磯崎さんとか、コールハースみたいな、建築家のための建築家、みたいな感じの建築家ですね。

目指すのではなくて、超えることも考えていますか。

もちろん超えたいですね(笑)。

それはスゴイ!具体的にどんな建築をつくりたいですか。

政治的な建築です。

例えばシュペアーみたいなものですか。

いいえ。もっと大衆的な建築ではないかと思います。今回のザハの「新国立競技場」はうまくいきませんでしたけれども、ああやって議論の的になるんだけど、最終的には人々に支持されて、建ち上がるみたいな状況が理想というか夢ですね。なので公共建築にはすごく興味がありますし、ストラグルはあるけれど、最終的にもみくちゃになってでも力強く建ち上がる感じに憧れがあります。理解あるパトロンがいて、自由にやりなさいという感じよりは、もうちょっと社会の荒波に揉まれる建築をつくりたいと思います。そのほうが力強く、愛される建築が作れるんじゃないかと思うので。

面白いですね。本日はありがとうございました。

インタビュー風景


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