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●インタヴューの前に―ペキンのインターナショナル・スタイル
連載も4回目で折り返しである。今まで3回の連載では、ドイツ、オーストラリア、日本の3つが深く設計のテーマに関わった物件を紹介してきた。今回取り上げるのは「建外SOHO」(「建外」とはこの物件のそばを通る通りの名前「建国門外大街」からきている)で、日本の建築家山本理顕氏が設計したことでも知られる今北京で最も話題の住宅地区である。日本のメディアでも大分取り上げられているからご存知の方も多いだろう。設計者は日本人だが、建物は「日本風」という感じは一切ない。「中国風」というモチーフもまったく見られない。インターナショナル・スタイルで、非常に無国籍な感じのする場所になっている。真っ白でグリッド状の外観、さまざまに立体的にしつらえた地上レベルの外部空間は、非常に大きな規模でモダン空間を実現している。角刈りでスーツを着た警備員の間を金髪の欧米人がベビーカーをひいて行き来し、9時にはきちんとした身なりの中国人たちが各棟の職場に急ぎ足で歩いていくのをみると、日本以上に現代的な空間がここには出来たのだと思うことしきりである。今回はこの物件に関わったデヴェロッパーのスタッフで住人でもある女性と、最上階を借りてSOHOにしている日本人と中国人のカップルにそれぞれ話を聞くことができた。
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