中国自動車道 江の川パーキングエリア
女性トイレの混雑緩和を図るため、女性トイレの増築を行い2倍の大便器数を確保。大便器は和式便器を1ヶ所のみ残し、すべてウォシュレット付きの洋式便器に変更。また、小さなお子様連れに配慮して、お子様が使いやすい高さの洗面器を設け、女性トイレには、キッズコーナーも用意している。
名称 | 中国自動車道 江の川パーキングエリア |
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所在地 | 自)広島県三次市青河町(上り) |
至)広島県三次市粟屋町(下り) | |
施主 | 西日本高速道路株式会社 中国支社三次高速道路事務所 |
設計 | 西日本高速道路ファシリティーズ株式会社 |
施工 | 三谷建設株式会社 |
使用開始年月 | (改修)2015年10月 |
特長
改修の経緯
江の川PAは、広島県三次市の中国自動車道にあるパーキングエリア。2013年の松江自動車道全線開通以降、利用客が急増。広島と出雲、松江、米子を結ぶ路線高速バスが休憩停車箇所として利用していることもあり、休日の女性トイレは長い待ち時間が発生していた。そのため、営業店舗がなかった江の川PAのお客様サービス向上を目的に、上下線ともに、売店や休憩所の新設にあわせて、トイレ棟の増改築を実施した。
トイレの特長
女性トイレの混雑緩和を図るため、トイレ棟の改修に併せて、女性トイレの増築を行い、改修前と比べて2倍の大便器数を確保。大便器は、和式便器を1ヶ所のみ残し、すべてウォシュレット付きの洋式便器に変更。また、 小さなお子様連れに配慮して、お子様が使いやすい高さの洗面器を設け、女性トイレには、キッズコーナーも用意している。そのほか、多機能トイレの機能分散化を図るため、車いす使用者やオストメイト、小さなお子様連れに配慮した大型ブースを、男女トイレに設置している。大便器と小便器は、清掃性や節水性に優れたタイプを採用。さらに、停電時にもトイレが使用できるように、大便器ブースには停電時洗浄ボタンを設置し、小便器は自己発電タイプを採用している。
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