<概要>
JR伊丹駅前の工場跡地において、再開発地区計画制度を適用し、緑豊かな公園・緑道などの周辺整備とともに、中心市街地の拠点形成にふさわしい新しい都市環境の形成を目指した。
350mを超える長さのファサードは、市街地のスケールに合わせ様々な表情の壁面やガラス面で分節、内部の多様な施設それぞれの「顔」を表現しながらも、屋上に設けた飛行機の翼を思わせるキャノピーで一体感を持たせている。外装はガラスカーテンウォール、半屋外のガラススクリーン越しに賑わいを顕在化させ、アースカラーを基調に樹木の「緑」、水・空をイメージさせる「青」を用いる事で、周辺環境との調和と未来を予感させる都会的な華やかさとの融合をはかっている。
建物内部は核店舗ジャスコと大型専門店・シネマコンプレックスの2核を専門店モールで結ぶ構成としている。長さ180m、3層吹抜のモールは緩やかに弧を描き、各フロアがセットバックするダイナミックな構成とし、樹木や雲など、抽象化した自然をデザインモチーフに、軽やかに浮かぶ屋根、ハイサイドライトからの柔らかな光であふれる空間としている。
<水まわりの設計>
高齢者、障害のある方、乳幼児連れの方などすべての方に、快適なショッピングを楽しんでいただける「人にやさしいショッピングセンター」を目指している。水まわりにおいてもその精神を徹底した細やかな配慮のもと、各ゾーンの施設特徴やデザイン志向との整合をはかっている。