<みんなのすこやかトイレ整備事業について>
岡山市は、学校トイレ整備を「市全体で取組む重要性」と、「子どもの心を育む必要性」を踏まえて、協働で事業を推進。トイレ整備を3K・5K解消といったハード面だけでなく、他人への思いやり、コミュニケーションの大切さなどの、ソフト面を育む機会としても捉えている。興除中学校と庄内小学校が初年度モデル校に指定され、2004年度から2ヶ年にわたりトイレ改修計画を行なった。
<「みんなのすこやかトイレ」基本方針>
●施設面…やさしくつくる(人にも環境にもやさしく・快適であること)
●運営面…賢く、永く使う(耐久性・可変性・環境負荷の低減に配慮)
●教育面…学習にとりいれる(人・モノ・環境に対する思いやりの心を育てる)
<生徒たちの取組み>
上級学年の生徒たちを中心に委員会を結成。
まず、体と健康について、バリアフリーとユニバーサルデザイン、トイレづくり等の基本学習を行なった。改修前のトイレの現状調査を踏まえ、全校アンケート調査を実施。また、夏休みには講演会や車いすトイレの体験などが行なわれた。
その中であげられた要望やテーマを取り入れて、委員会が中心となって、トイレのイメージ設計を作成。その成果は実際に完成したトイレの随所に反映されている。
<多機能・簡易多機能トイレについて>
車いす利用者だけでなく、大人も子どもも、性別も関係なく使えるトイレとして、多機能トイレ(1F)、簡易多機能トイレ(2,3F)を設置。生徒たちがこのトイレの持つ役割と利用者の気持ちについて学習し、理解したうえで、必要な器具を選定している。
