<みんなのすこやかトイレ整備事業について>
岡山市は、学校トイレ整備を「市全体で取組む重要性」と、「子どもの心を育む必要性」を踏まえて、協働で事業を推進。トイレ整備を3K・5K解消といったハード面だけでなく、他人への思いやり、コミュニケーションの大切さなどの、ソフト面を育む機会としても捉えている。庄内小学校と興除中学校が初年度モデル校に指定され、2004年度から2ヶ年にわたりトイレ改修計画を行なった。(詳細は「興除中学校」の事例にも掲載)
<すこやかトイレ整備計画の進め方>
主体は子ども。子ども達が計画から維持管理まで関わり、自分達のトイレだという自負と他人への思いやりの心を育てる。
- 正しい知識と他人を思いやる心の醸造
- 創造力を高め、自主と協調性を高める
- コスト・環境・維持管理に配慮した工法・材料の選定及び設計
- 子ども達が楽しく学習できたり、関心を高める工夫
- 組織力の向上、責任の明確化
<トイレ改修整備委員について>
トイレ改修整備委員が中心になって改修を推進した。他の児童も集会やアンケート、広報等を通じてトイレづくりに参加。
既存の委員会を活用する形で結成(5,6年生)
・ 環境委員(22名):レイアウト担当
・ 保健委員(22名):維持・美化管理担当
<各階に男女トイレを設置か?フロア専有か?>
従来通りの男女縦割りのレイアウトにするよりも、フロア専有にするほうがよりゆとりのあるトイレになると判断。庄内小学校では教師陣も含め不安があった為、改修前に1週間テスト試行し、先生も児童も納得した上で施工している。
フロア専有によって生まれたスペースを活かし、車いすでも通行可能な通路幅やベンチが設置された。完成後はトイレ待ちをすることはほとんどなく、ベンチは男女ともに好評だという。

新しいトイレの使い方を全校集会で説明するために委員の子ども達が作った説明資料と実演用モデル。