<建物の概要>
2007年に創立100周年を迎える東京音楽大学は、私立の音大として最古の歴史を持つ伝統ある大学である。今回の改修をした校舎は、昭和45年に竣工。外来者の利用も多い建物である。
在学生は約1600人でそのうちの80%を女子学生が占める。
<トイレ改修への経緯>
今回はB館1Fの男女トイレを改修。ここをモデルケースとし、今後の改修の参考にするという意図もある。
改修にあたってのコンセプトは“清潔感のあるきれいなトイレ”。
<水まわりの設計について>
高額な楽器を持って移動することが多い学生に配慮し、ブースは楽器を持ち込めるよう、広々としたスペースを確保。大きな棚を設ける等、荷物配慮がされている。また、節水をメインに器具の選定や配置に考慮。改修前には汚れや臭気も気になっていたが、乾式床にする等の工夫を行う事で使い勝手のよい空間になっている。
女性の洗面コーナーは、アイランド型とすることで、変化のある楽しい空間が演出されている。あえてトイレ空間と洗面空間を分けないことでトイレに一体感が生まれ、洗面空間を中心にコミュニケーションの場が生まれる。
男性の洗面コーナーもツインデッキカウンターを採用し、ドライスペースを確保し荷物配慮がされている。