<概要 「時を経てその地に溶け込む陰影のあるビル」>
ひさし効果や空調吸気排気機能をもたせた多機能バルコニーを採用し、周辺の建物の映りこみを排除した陰影のある表情の外観を実現。外壁タイルとそれにテクスチュアをそろえたテラコッタルーバーの手すりを採用するなど細部のディティールにまで拘った。
「ミネルヴァのふくろうは暮れ染める黄昏とともに飛翔する」G.W.F.ヘーゲル「法の哲学」序論より。知識の象徴とも言われるふくろうのモニュメントが建物の北西・北東角より周囲を見つめている。
「知識や知恵を取り扱う会社」としてその思想が建物の外観にも表現されている。建物内部では「アートのあるビル」として彫刻などの美術品を眺めることもできる。屋上緑化により大阪市では初の容積緩和適用を受けている。
<水まわりのコンセプト 「リフレッシュスペースとしてのトイレ」 >
窓に面した開放感のあるトイレ空間はリフレッシュスペースとしての役割をもち、その日の天候や時間の経過などを感じることができる。男女トイレの位置を大きく離し、プライバシーにも配慮している。インテリアはソフトな色調で目に優しい。個別空調・個別脱臭システムを採用し、トイレブース内部にまで冷暖房が行き届くよう配慮されている。
男女トイレと分離して設けられた給湯室もリフレッシュスペースの一部。オープンな空間として誰でも利用しやすいよう配慮されている。