今話題の佐藤可士和氏が総合プロデュースした病院。
変化に富んだ建物の形や連続性のある窓が美しい。夜間はこのようにライトアップされて、閑静な住宅街の中に美しく浮かび上がっている。
| 名称 | : | 医療法人社団和風会 千里リハビリテーション病院 |
|---|---|---|
| 所在地 | : | 大阪府箕面市小野原西4丁目6番1号 |
| 施主 | : | 医療法人社団和風会 |
| 総合プロデュース | : | 佐藤可士和(株式会社サムライ) |
| 設計監理 | : | 川島浩孝(株式会社共同建築設計事務所) |
| 環境デザイン | : | 忽那裕樹(株式会社E-DESIGN) |
| 建築施工 | : | 株式会社大林組 |
| 工事期間 | : | 2006年8月〜2007年10月 |
| 竣工年月 | : | 2007年10月 |
<コンセプト> 〜「病院」を「リハビリテーション・リゾート」へ〜
「病院」にいることを忘れてほしい・・従来の無機質で、冷たく、効率を優先した非日常の特殊な空間ではなく、心安らぐ豊かで穏やかな空間で心身ともにリラックスできるよう、いわゆる病院らしさを思いっきり排除している。生活すべてがリハビリテーションになるという考えに基づき、病院らしさを排除し、日常生活に近い生活ができるような配慮をしている。6人の家族が住まう住宅(病室)を最小ユニットにしており、浴室・キッチン・リビングを取り囲んでいる。
脳卒中専門のリハビリテーション病院として、一日も早い社会復帰を目的に、食事や居場所の自由など、自分の意志で決定ができる環境を整え効果的にリハビリテーションが実践できる、全く新しい考え方の専門病院である。身体的ケアだけでなく、これまで置き去りにされがちだった精神的ケアもできる病院を目指している。
「リハビリテーション・リゾート」という新たな発想をもとに「病院」そのものを変え、「リハビリテーション」の
現実も変えていく。それが医療法人社団和風会の『気づきの医療』の活動である。
<水まわりの特長>
病院を住宅として、またおもてなしの心が溢れる「リハビリテーション・リゾート」として設計された。水まわりの設計では介助や見守りというスタッフサポートのもと、安全性や清掃性という機能面ではなく、他のインテリアとのバランスを考えたデザイン性の高い器具が選ばれている。