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熱狂してつくる姿に感動 ■■■ 圧倒的なレム・コールハースの影響
最後に個人的な趣向について聞きたいと思います。まず影響を受けた建築家や建築を教えてください。
伊東豊雄氏 レム・コールハース
伊東豊雄氏

レム・コールハース氏

:日本では
伊東豊雄さんが一番大きいですね。実際に先生としても教えていただいたし。あとはレム・コールハースの事務所に4年生のときに見学に行って、圧巻というか、ものすごく感動しました。

それはどういうところですか。
ちょうど上原さんが行っていて、私もアポなしで見せてもらったんですけれど、とにかくみんなが熱狂して建築をつくっていて、当時はまだ古いほうのオフィスで、床でスケッチをしては壁に貼っていました。ヨーロッパ人があんなに床に這いつくばって、図面を描いているなんてことを他では見たことがありませんでした。まだコンピュータの前の時代でしたから。これは全然違うなと思いました。

塚本さんはどうですか。都市空間も含めてどんなことが印象に残っていますか。
:そういうのでいうと、僕はアフリカかな。

アフリカはどこに行ったのですか。
:セネガルやマリです。旅行で集落や街を見に行ったんですけれど。貧困とか、砂漠化とか、そういう中で人が…。24歳くらいのときでしたが、いまだにそこに僕がいたことと、今自分がやることをどこかで繋げなくてはいけないと思っています。折り合いが付かないはずがないと。アフリカの経験というのは、アクセルなのかブレーキなのか本当によくわからない存在です。
ニジェールにて 食事風景
ニジェールにて
食事風景

影響を受けたのは新しいヘルツォーク&ド・ムーロンなどではないのですね。
:そういうのももちろんありますけれど、そういうのならば僕はアスプルンドとか、リナ・ボ・バルティとかが好きですね。でもやっぱりなんと言ってもレム・コールハースですね。伊東さんだって、レムの影響を受けていますから(笑い)

おふたりの趣味は何ですか。
:趣味はないです(笑い)。

コレクションが好きだとか。
:ないですね(笑い)。

ふたりでいるとき、食事は外食が多いのですか。
最近は質素につくっています。

どちらがつくるのですか。
:どっちも。

どちらのほうが上手ですか。
:それはもちろんこっちですよ(笑い)。
そんなことはないですよ。こっちのほうが上手です(笑い)。

今度は譲り合っていますね。先程は擦り合っていたのに(笑い)。
:ハハハハ。擦り合い、譲り合いが基本かもね。
確かに擦り合いと譲り合いは紙一重ですね(笑い)。

最後に譲り合えて良かったです。今日はありがとうございました。


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