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事務所について ■■■ 転々と事務所を移動させた初期の時代
ハウス&アトリエ・ワン
ハウス&アトリエ・ワン

学生時代のおふたり
学生時代のおふたり

ミニ・ハウス
ミニ・ハウス

川西町コテージB
川西町コテージB

現在の事務所は「ハウス&アトリエ・ワン」というおふたりの作品ですが、これまでの事務所遍歴を聞かせてください。最初にアトリエ・ワンをつくったときに、事務所はあったのですか
塚本(以下:)・貝島 (以下:):ないです(笑い)。

では設計活動はどちらで。
大学の研究室で夜やっていました。その後は家でやっていましたね。

ご自宅でされていたのですか。事務所をもったのは。
「ミニ・ハウス」「川西町コテージ」くらいまでは東工大の塚本研究室でやっていた感じなんですが、貝島が博士課程を満期退学したので、「私の場所がない」という貝島の意見で渋谷に事務所をつくりました。そうしたら半年も経たないうちに貝島が筑波大の先生になってしまって、「事務所はどうなるんでしょうか」(笑い)と言ったら、「それはふたりでやればいいじゃないか」(笑い)と。


渋谷はどの辺でしたか。
:南平台でした。南平台の建物はすごく安くて良かったんですけれど、100m2位のものが坪5,000円位で借りられて。
:違うよ。100坪位だったでしょう。
:100坪はなかったでしょう。
:50坪位だったかな。でもすごく広いので4人でシェアしていました。
:その後、そこが「建て替えになるので出て行ってくれ」と言われて、渋谷の東の木造2階建ての家に入りました。そこがいい加減で、契約期間中に「この建物は競売に出ていますから、すぐ移ってください」と言われ(笑い)、「じゃあ場所を探してくれ」と言ったら、明治通り沿いのシーラカンスが最初に入っていた60か70m2位のところを探してくれて、そこに半年位いました。そしてここに移ってきました。


結構短いサイクルで動いていたわけですね。
:そうです。


引っ越しは大変でしょう。
:もうイヤだなと思って、ここに落ち着きました(笑い)。


結婚されたのはいつ頃ですか。
:もう13年くらいになります。


そうするとこちらは住まいも兼ねてつくられたのですね。
:そうです。

結構お金がかかっているのでしょうね。敷地はいわゆる旗竿というやつですね。
:旗竿の敷地は安いですから、スキルが生かせます。


事務所風景
事務所風景

輻射熱冷暖房パネル

この事務所の居心地はどうですか。
:居心地はいいですね。
:いいと思います。静かです。


暖かいですが、冷暖房はどうなっていますか。
輻射熱冷暖房パネルです。だから空気を吹きません。今はこれの中を30度位のお湯が流れていて、夏は18度位の水が流れます。-40mまで井戸を掘って地下水の温度でヒートポンプの熱交換を行っています。水温は年中15度で安定しているんです。


各階にあるのですか。
:各階にあります。1階と2階がパネル2枚で、最上階の寝室に1枚あります。


それだけで十分ですか。
:十分過ぎます。



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